愛犬が万が一病気になったら大変!病院の費用はどれくらい?
2018年06月02日
動物の中でも犬は愛情が通じやすく、家族の一員として飼う人が非常に多いペットです。ペットブームで犬を飼う人がどんどん増える中、注意しないといけないのは病気や病院にかかる費用のことです。飼う前に知っておきたい犬の病気や病院についてまとめました。
犬特有の病気って何?
犬も人間と同じようにさまざまな病気にかかります。日常的な病気では虫歯や口内炎、結膜炎、熱中症、下痢など、普段人間も条件が揃えばなりやすい病気が挙げられます。また、さらに重篤な病気、たとえばヘルニアや緑内障、心筋症、がんなどにもかかることがあります。それ以外に犬特有の病気というのもあります。気管虚脱という病気で、気管が押しつぶされて呼吸がうまくできないという症状があらわれます。この気管虚脱は犬以外の人間も含むほかの動物にはほとんど見られないもので、呼吸という生命を維持するための機能が阻害され、最悪の場合は呼吸不全により死ぬこともある注意すべき病気です。すべての犬種にみられ、主に中齢から高齢に好発するといわれています。
病院費用の相場はいくら?
さまざまな病気にかかる犬ですが、人間と違い自分の症状や体の変化を言葉で伝えることができないため、いつもと違う状態を飼い主が察知し、いち早く病院で診てもらうことが大切です。そのためにも普段からどこに動物病院があるか、診察時間や診察可能な曜日、電話番号を確認しておくのがよいでしょう。さらに確認しておきたいことは費用です。動物病院での費用は通常全額自己負担でまかなう場合がほとんどです。まず診察料として1000円ほど、そして皮膚検査で1500円から2000円がかかります。例えば眼の検査はひとつにつき2000円、目薬は1000円から3000円です。怪我などでレントゲンを撮れば小型犬で1万円、大型犬で2万円となります。血液検査は状態に応じて3000円から8000円くらいです。薬が処方されればさらに数千円かかります。病院代にかなりの費用がかかることを想定しておきましょう。
ペット保険も検討すべき?
犬も人間と同様にがんなどの重篤な病気にかかることがあります。高齢になれば、白内障や認知症なども発症することも少なくありません。病院にかかることをある程度予測しておくことが大事です。ですが動物病院にかかる費用は自己負担が基本ですし、病気によっては手術代などを含み10万円以上かかってしまうケースもあります。そんなときに安心なのがペット保険です。保険会社によって補償内容や掛け金が変わってきますので、どういう内容が適切なのか各社の内容をじっくり検討することをおすすめします。犬は大切なパートナーであり、かけがえのない家族の一員です。元気なときに万が一のことを考えた保障を考えておくのが飼い主としての責務かもしれません。