人気の小型犬はいくら?価格相場を紹介
2018年11月10日
犬を飼いたいと思ったら、まず、どの犬種にしようかと考えるものです。しかし予算が限られているとき、気になるのは価格です。よく調べてみると、同じ犬種であっても価格に開きがあることがわかります。人気の小型犬に興味がある場合、どれくらいの価格相場なのかみていきましょう。
安いのには訳がある!犬種による価格相場
小型犬はペットショップやブリーダーから直接購入することが多いです。ペットショップの価格はブリーダーよりも高めになる傾向があります。
人気の小型犬のひとつにマルチーズがあります。マルチーズは真っ白な毛並みの小型犬ですが、価格相場は5万円から20万円くらいです。ポメラニアンは大きなかわいい瞳が特徴の、ふわふわな毛並みの小型犬です。毛の色はブラック、ブラウン、チョコレート、ホワイト、オレンジなどさまざまです。価格相場は15万円から30万円くらいですが、それ以下の価格で購入できることもありますし、なかには100万円以上になることもあります。次に小型犬で人気があるといえば、ミニチュアダックスフンドです。価格相場は10万円から30万円くらいです。
小型犬の価格相場は同じ犬種でも価格に開きがあることがわかります。安い価格になるのは理由があります。それは体の大きさや毛色、血統などが関係しています。さらに、成長すればするほど、価格も安くなる傾向があります。一方で、良血統や展示会などで入賞している犬の血を引いている、毛色が珍しいなどの理由があると価格は高くなります。
大きさや毛色でも価格は変わる!
マルチーズが安くなる理由は、毛色が白一色なので繁殖が容易であることがあげられます。そのため、毛色で価格が変動することはありませんが、体が小さめの場合はより価格が上がる傾向にあります。大きめになると価格相場が下がります。ポメラニアンの価格相場が比較的低いのは、長期に渡って人気がある犬種だからです。そのため、価格が安定しています。体の大きさは小さめのほうが価格が高いです。また、毛色により価格が変わってきます。珍しい毛色や、良血統の純白の毛色である場合には、価格相場は高めです。ミニチュアダックスフンドの価格相場は毛色や毛並み、顔や体のバランスで価格相場が決まります。毛色はレッド、タンなどのスタンダードな色が安くなる傾向にあります。
飼う前に小型犬の飼育費用も要チェック
購入したときの金額だけでなく、毎月どれくらいのお金がかかるのか気になるものです。飼育費用は主に食事代、衛生用品やアクセサリー代、トリミング代、予防接種や医療費などがあげられます。毎月の食事代の目安として、ドッグフードやおやつ、犬用のガムなどで合計4000円くらいをみておきましょう。トイレシートやシャンプーなどの衛生用品で約3000円、毛並みをそろえるカットやトリミング代で約3000円かかります。これだけで毎月約1万円かかるでしょう。さらに、定期的に病院に通うのであれば、別途医療費がかかります。ペット保険に加入すると保険料もみておかなければなりません。また、毎年1回狂犬病やフィラリアなどの予防接種が法律で定められています。年額2万円くらいかかります。