ペットのお留守番!不安をなくすには?
2019年03月16日
犬や猫のペットを飼い始める時には、「自分が家にいない時でも、しっかりとお留守番ができるかどうか」ということがとても気になるものです。今回は、ペットがお留守番をする時の不安をなくすために必要なしつけや対策などを中心にご紹介します。
留守番にもしつけがある!?
意外なことと思われるかもしれませんが、ペットが留守番をする時にもしつけをすることが大切です。正しい方法でしつけをしていなければ、飼い主の留守中に吠え続けたり、家財道具を壊したりするなどといったトラブルが発生するおそれがあります。
飼い主が留守をしている間は、ペットがゲージの中で待っていられるような環境をつくることが望ましいと考えられます。例えば、犬の場合には、ゲージの中にお気に入りのおもちゃを置くなどして、「ゲージの中は安心できる」「心地が良い」などと感じられるような工夫をすることが大切です。また、飼い主が帰宅した時に、ペットがルールを守ってお留守番をできていたのであれば、きちんと褒めてあげる習慣をつけておくようにしましょう。
留守番はどのくらいの時間が限界?
「家の中にいるから、外出が長くなっても安心」という飼い主もいるかも知れませんが、ペットが留守番できる時間には限界があります。いきなり長時間での留守番は、ペットにとっても、飼い主にとっても、大きな不安がつきまとうことが考えられます。
ペットにとっても快適な空間で、安全に留守番をしてもらいたいと考えるなら、留守番をする時間が長時間に及ばないように配慮しましょう。例えば、全く留守番をしたことがないペットを自宅に残して、飼い主だけで旅行に行くなどといったシチュエーションは極力避けるべきであると考えられます。
ペットの性格によっても異なりますが、ペットに留守番を任せる時には、最初のうちは短時間で済ませるようにしましょう。そして、慣れてきたころに徐々に留守番の時間を延ばしていくことがおすすめです。
不安をなくすための対策とは?
ペットと飼い主の信頼関係が築けていたとしても、ペットに留守番をさせるのはさまざまなことが心配されます。ペットが留守番をする時の不安をなくすための対策としては、留守番をさせる部屋やケージの環境を整えることがポイントです。ペットをケージの中で留守番させたいのであれば、ケージの中に興味があるおもちゃやお気に入りの毛布などを入れておくと良いでしょう。また、留守番の時間帯によっては、ケージの中で食事ができるように練習をしておくことがおすすめです。さらに、留守番を任せる日が夏の暑い日であるならば、部屋にクーラーをつけるなどして、ペットが快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。
ペットが安全に留守番をするためには、飼い主によるしつけが欠かせません。何度か練習をしてみて、ペットの様子を見ながら留守番可能な時間を決めましょう。