上手な撮り方で犬をキュートに!写真撮影の裏ワザ
2019年07月20日
スマホや一眼レフを持つ人が増えたことで、身近な存在である被写体としてペットの犬を撮る人も多くなりました。毎日側にいるからこそ、ふとしたシャッターチャンスも逃さずに撮れるのは飼い主の特権です。何気ないしぐさも、撮り方次第でより魅力的に見えます。ここでは、覚えておいて損はない、撮影の裏ワザをお教えします。
動いてしまう犬をどうする?撮り方の工夫で素敵な写真に
愛犬のかわいらしい姿をインスタグラムやブログにアップして、みんなに見てもらいたいと思う人も多いでしょう。ですが、いざ撮影となるとじっとしていないのでなかなか思うような写真が撮れません。屋外で走り回っているような場合でなく屋内にいる時であってもちょこまかと動き回ります。こうした時に大事なことは、つねに次の行動を予測することです。「そろそろこちらを向くかな…」など、シャッターを押す瞬間までずっと愛犬の動きを目で追いましょう。場当たり的に撮影していても、ブレた写真になったり見切れてしまったりと上手くいかないものです。
それとは別に、あえて動きのある写真にしてしまうという方法もあります。外を走っている時に背景だけブレさせて犬にピントを合わせるというものです。躍動感のある雰囲気に仕上がります。
撮影道具が怖い!犬が怯えない写真の撮り方ってある?
犬にとって、カメラ自体が見慣れない謎の物体です。特に、一眼レフの大きなカメラや望遠レンズを使えば、犬はとまどったり怖がったりしてしまうかもしれません。そんな状況では愛犬もイキイキとした表情を見せてくれるはずがありません。犬を怖がらせないためには、いきなり撮影することは避けましょう。飼い主の普段とは違う様子に驚いてしまわないように、まずはカメラに慣れさせます。撮影しない時でも愛犬の視界に入る場所にカメラを置いておくなどして、警戒しなくても大丈夫だと分からせてあげましょう。カメラを出したタイミングでおやつをあげてもカメラへの印象がよくなります。愛犬がカメラを怖がらなくなれば、それだけで自然な表情が撮れるようになってきます。
叱らないで!犬の自然な写真も評価を得る撮り方
カメラの技術だけでは犬を上手く撮ることはできません。きれいな写真は撮れても、愛犬のもつ個性や愛らしさが表現された一枚は飼い主との信頼関係があってこそ。しかし、そうはいっても、タレント犬でもなければモデル役を務めてもらうのはなかなか難しいものです。
狙った構図やポーズで撮影しようと頑張ってみても、犬が動いていつまでもシャッターが切れないなんてこともざらです。でも、叱らないでください。モデル犬ではないのですから、上手くいかなくて当たり前くらいの気持ちで撮影しましょう。「まて」「ふせ」「お座り」ができるコならば、だいぶ撮影も楽になります。もしくは、自然な表情を撮ると割り切って遊びながら撮影するのも一案です。楽しそうな表情と躍動感が伝わる一枚に仕上がるでしょう。