犬の口臭が気になる!その原因を知って対策
2020年03月07日
かわいらしい姿や仕草で癒しを与えてくれるワンちゃんを飼いたいと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、ワンちゃんは口臭が強いのではないかと気になっている人もいることでしょう。そこで今回は、気になるワンちゃんの口臭や対策について詳しくご紹介していきます。
口の中が汚れていると口臭の原因に
人間だけに限らず、犬や猫などの生き物も口臭がきつくなることがあります。口臭が病気や体調不良のサインである可能性もあるので、こまめにチェックすると良いでしょう。しかし、そもそもワンちゃんの口の臭いがどんなものかわからなければ、異変に気がつくことはできません。そのため、普段からスキンシップを取りつつ口臭チェックをしておくのがおすすめです。ワンちゃんは人間のように歯磨きを念入りにするわけではないので、口の中に汚れが溜まりやすい傾向にあります。歯に付着したプラークは数日で歯石となり、それが原因で歯周病や口臭を招いてしまうことも少なくありません。口の中の汚れや臭いが気になるときには、動物病院やトリミングサロンで口腔内ケアをしてもらうと良いでしょう。
胃腸の調子が良くないこともある
口腔内のトラブルなら普段のケアでも防ぐことができますが、胃腸の調子が悪かったり何らかの病気が原因であったりする場合は改善に時間がかかることもあります。食べ物やストレスによって胃腸の調子が悪くなるのは、人間にもよくあることです。歯石や口腔内の汚れがないのに口臭がある場合は、動物病院で診てもらうと良いでしょう。消化不良によって腸内環境が悪化すると、悪玉菌が作り出す有毒物質が血液と一緒に体中を巡ってしまいます。普段とは違う生臭い腐敗臭がするときには、胃腸のトラブルを疑ってみましょう。また、消化不良の原因は食べ物にある可能性も考えられます。ごはんの量や内容がワンちゃんの年齢や体重に合っているかどうかチェックしてみることも大切です。
口臭を改善するための対策は?
気になる口臭を予防するためには、歯磨きや口腔内ケアの習慣をつけることがポイントです。歯磨きを嫌がるワンちゃんもいますが、ガーゼを指に巻き付けてプラークや歯石を取り除くだけでも効果は期待できます。また、うがい不要の歯磨きジェルを舐めさせるのもおすすめです。さらに、食事の内容を見直したりストレスフリーの環境を整えてあげたりすることで、腸内環境の乱れを改善するために役立ちます。消化吸収を助けるヨーグルトを与えるのも効果が期待できますが、アレルギー体質や下痢をしやすいワンちゃんは体調不良を招くこともあるので注意が必要です。ヨーグルトを食べさせる場合は、無糖のものを少量だけ食事に混ぜるなどして与えます。どんなにヨーグルトが好きなワンちゃんでも、お腹が緩くなる可能性があるので与えすぎないように気をつけましょう。