小さい子どもがいるけど、ペットを飼っても大丈夫?
2017年03月25日
「結婚から出産、育児を経て、家庭は順風満帆。子どもも大きくなってきたし、そろそろペットでも……」なんて気持ちになるのも当然ですよね。ペットは、充実したゆとりある生活の中で、ちょっとした癒やしのパートナー。できれば子どもの成長にもいい影響のあるペットであれば、言うことはありません。そこでペットとして大人気の犬や猫の飼い主さんを対象に、「ペットは子どもにいい影響を与えるか?」についてアンケートを取ってみました。
【質問】
子どもの成長に犬や猫などのペットはいい影響を与えると思いますか?
【回答数】
とても思う:61
やや思う:36
あまり思わない:1
思わない:2
子どもに大事なことを教えてくれる先生です
「とても思う」が圧倒的に多い結果となりました。ペットを飼うことで、子どもが命の大切さを学んでくれるのはもちろんのこと、多くのことを学び取ってくれるようです。
・生き物を飼うと餌をあげることやお部屋をきれいにするなど日常の習慣が出来て命の大切さがわかると思う(30代/女性/専業主婦)
・育てることや世話をすること,また命の尊さなど学べることが非常に多いからです.(20代/女性/自営業(個人事業主))
・犬や猫を育てる大変さや、責任感を培うため。 また、命の尊さを教えてあげられるのは、実際飼ってみるのがいい。(30代/女性/専業主婦)
・犬や猫と一緒に育つことで、子供は小さくて弱い相手に対して優しい気持ち、行動を取れると思っています。(40代/女性/自営業(個人事業主))
掃除などのよい日常習慣、育てることの大変さ、責任感、相手を思いやる心などなど、ペットは非常に大切なことをたくさん教えてくれるようです。まるで先生のような存在ですね。ペットは言葉を話せないだけに、接する側の「感じ取る能力」が磨かれる、ということではないでしょうか。また、ペットの世話を通じて自然と「自主性や責任感も身につく」と言えそうです。
ペットアレルギーには気を付けたいところ
二番目に多かった回答が「やや思う」です。どういった心配があるでしょうか?
・命の大切さの勉強にはなりそう。でもアレルギーとかが心配なので子供同士で遊ばせるのが一番かなとは思う。(30代/女性/専業主婦)
・良い影響も悪い影響もあると思いますが、総合的に考えると良い影響の方が多いと思います。(30代/女性/会社員)
・命の大切さ、生き物に対する愛情を注ぐことなどいろいろ学べると思う。アレルギーや病気等がなければ利点がある。(20代/女性/自営業(個人事業主))
たしかに、「猫アレルギーでくしゃみがとまらない……」なんてことではとても楽しい日常生活は送れませんよね。しかし、そうしたことさえなければ、やはり多くのことを学べるという点ではいい影響があると言えそうです。ペットに対するアレルギーの有無は、あらかじめ調べておきたいところですね。今では病院でペットアレルギー検査もしてもらえますから、ペットを飼う前に、お近くの病院に問い合わせてみるといいでしょう。
子どもによりよい成長を促してくれるベストパートナー!
アンケートの結果からも、ペットが子どもにいい影響を与えてくれることは間違いありません。唯一、心配しなければならないのは健康面。ペットアレルギーの有無だけはしっかり事前に調べておきましょう。特に問題がなければ、ペットは子どもを責任感のある優しい大人へ導いてくれるベストパートナー。そんな身近で小さな先生を、あなたのご家庭にも迎え入れてみてはいかがですか?それはきっと、明るく楽しい充実した家庭をもたらしてくれることでしょう。
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年09月28日~2016年10月12日
■有効回答数:100サンプル