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高齢の猫が安心して暮らせるお家の工夫

大好きな飼い猫にはできるだけ長く健康に過ごしてもらいたいと全ての飼い主が願っていることでしょう。そのためには食生活や健康診断のほか、家の構造にも注意してみることをおすすめします。

☆高齢になった時の変化とは

高齢になった猫に生じる変化は人間に照らし合わせると分かりやすいものです。お年寄りは体力が衰え、反射神経や持久力が鈍り、内臓の働きも低下しがちです。猫にも同じことが当てはまります。高齢になると猫はだんだんと身体能力が鈍っていき、猫の特徴である跳躍力や瞬発力が陰りを見せ始めます。段々と覇気がなくなっていき、外出することが多かった猫も家に閉じこもるようになります。これは縄張りを維持するだけの力を猫たちのコミュニティから失っていったことも意味します。そして内臓が悪くなり、頻尿になったり失禁が増えたり、尿の匂いが臭くなったりします。飼い主にはこうした変化に敏感になって対応することが求められています。

☆トイレや寝床は使いやすいように

高齢になった猫のために気をつけたいのがトイレや寝床といった生活に欠かせないスペースの見直しです。たとえばトイレです。田舎に住んでいる人に多いのが、処理が面倒だからと猫のトイレを外にしているケースです。しかし、年齢を重ねた猫にはトイレへの距離が遠いのは苦痛です。そして、猫は高いところが好きだからといって高台に寝床を設置しているのも猫にとっては面倒です。若い頃のように猫は高台へと楽に移動ができなくなっていきます。それでも習慣的に高台に上がってしまうことで体力をすり減らしてしまったり、事故の原因になったりします。高齢の猫に対してはトイレも寝床も屋内の平らなところに設置することが大切です。

☆引っ越しや模様替えは慎重に!

高齢の猫にとって困るのが引っ越しや部屋の模様替えです。猫は家を縄張りの一部だと考え、安心感を得ています。その縄張りがある日、突然様相を変えてしまったらどう思うでしょうか?若い猫でもパニックになってしまう状況で、高齢の猫なら余計に気力が萎えてしまいます。そして、体力や反射神経が低下した高齢の猫にとって、毎日の習慣は生命線です。決められた物が決められたところにあるからこそ、猫は年老いても生活に障害を感じずに生きていけるのです。そんな習慣が引っ越しや模様替えによって変わってしまったら、高齢の猫は順応できず食生活や精神面に影響が出ます。このように、人間の生活は飼い猫にも影響を与えるのだと自覚し、さまざまな対策を練ることが重要です。

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