神奈川のペットショップ探し｜人気の子犬・子猫　動画公開中!!!

ブラッシングをしてあげたり目やにを取ってあげたりなど、猫の身体を手入れしてあげることは猫の健康にとって非常に良いことです。ただ、意外と見落としがちなのが歯の手入れです。実は、猫も歯周病になることがあるため、普段からしっかり気をつけておくことが大切なのです。

猫も歯の病気にかかる

人間に飼われている猫のなかには、歯の病気にかかってしまう猫がいることがあります。野生の猫の場合、固いものを食べたり動物の皮を食べたりする過程で、歯が適度にブラッシングされて歯の病気にかかりにくくなっているのですが、人間に飼われている猫は野生の猫とは食べるものが異なるため、歯の病気にかかりやすいといわれています。
ドライフードやウェットフードなど、柔らかくて食べやすく加工された食べ物を中心に食べている飼い猫は、野生の猫のように自然なブラッシングができません。猫は人間のように虫歯にはなりませんが、歯垢がたまると歯周病になることがあります。そのため、人間がしっかりと歯の手入れの手助けをしてあげる必要があるでしょう。

まずは口を触るところから始めよう

食べることで歯のブラッシングができない飼い猫は、人間が代わりにブラッシングをしてあげなければなりません。ただ、猫の性格によってはブラッシングが困難な場合もあり、抵抗されることで手が傷だらけになってしまうこともあります。そのため、もし猫がブラッシングを嫌がったら、まずは口を触ることからはじめてみてください。
はじめのうちは、口を触られるのも嫌がるかもしれません。そういうときは、毛のブラッシングをしたり頭を撫でてあげたりするなかで、少しずつ口にも触るようにしてみてください。そうすると猫も口に触られることに慣れていきます。これが第一のステップです。口に触られることに慣れてきたら、次は猫の歯を触ってみましょう。このようにして、徐々に口の中も慣らしていくのです。

慣れてきたら歯ブラシを

猫が口や歯に触られることにも慣れてきたら、まずはカーゼなどを使って猫の歯の表面を拭いてあげます。このとき、ガーゼにウェットフードの味や香りなどを染み込ませるといいでしょう。そうすることで猫も抵抗なくガーゼを受け入れてくれるようになります。このようにして猫が慣れてきたら、いよいよ歯ブラシを使ってブラッシングしてあげましょう。歯ブラシは小児用か動物用のものを使います。そこまで力を入れる必要はないので、猫が嫌がらないように優しくブラッシングしてあげてください。歯と歯茎の間の歯垢を除去するのがブラッシングの目的なので、歯ブラシの先を歯と歯茎の間に当てて軽くこするようにブラッシングするのがコツです。
口や歯に触られるのに慣れていても、歯ブラシでブラッシングすると嫌がる猫もいます。ただ、それも猫の健康を守るためです。少しくらい抵抗があっても、しっかりと歯をきれいにして歯の病気を防ぎましょう。