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猫にウェットフードをあげるときのポイントとは?

キャットフードには、主にドライとウェットの2種類がありますが、猫によっては好き嫌いがあることも珍しくありません。ウェットフードは好きだけれどドライフードは食べないという猫もいます。猫の健康を保つためには、両方をバランス良く与えることが肝心ですが、ここでは特にウェットフードをあげる際のポイントについて詳しく解説します。

総合栄養食と一般食

猫に与えるキャットフードには、総合栄養食と一般食という分類があります。総合栄養食というのは、猫にとって必要不可欠な栄養素が含まれているキャットフードのことです。これに対して一般食とは、広く猫に与えられているキャットフードのことで、総合栄養食が主食であるのに対して、一般食は基本的に補助食というような扱いになります。総合栄養食はドライフード、一般食はウェットフードに多く、猫の栄養を補うためには両方をバランス良く与えることが大切です。総合栄養食は、一食でも猫に必要な栄養を補えるように作られています。
ただ、ドライフードである総合栄養食は含有されている水分量が少なく、それだけを与えていると猫に必要な水分が不足してしまうことがあります。そんなときに活用したいのがウェットフードなのです。

ウェットフードは水分が多い

先述したように、ドライフードに比べてウェットフードは水分の含有量が豊富です。猫のなかには水をあまり飲まないという猫もいます。そういう猫の場合、総合栄養食だけでは健康を損なってしまうことも考えられます。水分が豊富に含まれているウェットフードは、食事をしながら水分補給をすることができ、不足しがちな猫の水分を補うことができます。また、ウェットフードは猫のおやつとしても最適です。ドライフードは主食、ウェットフードは補助食や副食として猫に与えてみましょう。ウェットフードは、それだけで猫に必要な栄養を補うことは難しいですが、ドライタイプに比べて猫の食いつきが良いなどの利点があります。
猫は食べ物に好き嫌いがある生き物です。ドライフードだけでは飽きてしまう猫もいるので、適度にウェットフードを織り交ぜて猫にとって快適な食生活を考えてあげましょう。

選ぶときのポイント

ウェットフードを選ぶときは、ドライフードとの兼ね合いを考えるようにするといいでしょう。基本的にはドライフードを中心に与えつつ、ウェットフードを食事のアクセントとして使いたいところです。たとえば、フレークタイプのウェットフードは、ドライフードと混ぜて与えやすいキャットフードです。ドライフードにトッピングして猫に与えれば、不足しがちな水分を補うこともできるでしょう。ドライフードをあまり食べない猫には、パテタイプのウェットフードもおすすめです。ペースト状やムース状になっているため、ドライフードに混ぜやすいのはもちろん、食欲があまりない猫に与える際も食べやすいパテタイプは最適です。
猫はとても食にこだわりのある生き物です。ドライフードやウェットフードを上手に使い分けて、猫がおいしく食事ができる環境を整えてあげるようにしましょう。

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