絶対必要?ペット保険の内容とメリットを調査!
2018年06月24日
人間の医療費には国民健康保険や社会健康保険などの保険制度があります。しかし、ペットには同じような保険制度はありません。基本的に動物病院で診療を受けた費用は全額負担です。そのため、ペットがけがをしたり病気になってしまったりした場合、医療費が高額になります。その費用負担をカバーしてくれるものがペット保険です。今回は、ペット保険の内容やメリットについて紹介します。
そもそもペット保険とはどんなもの?
ペット保険は民間の保険会社が提供しているペットのための保険プランで、人間の医療保険と同じように動物病院で治療を受けた費用などを補償してくれるものです。入院と手術に特化して手術費用の90%まで補償される保険や、かかった医療費の50~70%の補償で幅広い病気やけがに対応している保険などプランによって違いもあります。また、保険へ加入をしているとペットの健康やしつけに関する相談サービスや、ペット関連の施設での優待があるなど、特典が充実しているプランも魅力的です。さらに、複数のペットを飼っている場合の多頭割引、保険を過去1年何も使わなかった場合の継続保険料が割引される制度などが適用される保険もあります。
気になる保険適用の対象は?
ペットの保険も人間の医療保険と同様に「どこまでカバーされるか」はプランによって異なります。高額になりがちな手術や入院したときなどを想定して加入することが一般的です。例えば、いざというときのために備えておきたいという場合、手術と入院だけが保険適用となるプランにしておくと手ごろな掛け金で保険料を抑えることが可能です。一方、ちょっとした風邪のような症状や歯周病、けがの治療など、入院の必要がない通院治療に対しても1日から保険が適用される手厚い補償のタイプもあります。どこまで備えておきたいかによってさまざまなプランを選ぶことができます。基本的には保険に加入して補償開始後に診断された病気やけがに対しては保険が適用されます。ただ、動物病院で受ける医療でも、ワクチン接種のような病気を予防するものや避妊手術・去勢手術のように、病気の治療ではない手術には適用されないため注意が必要です。また、先天的な疾患も補償の適用外になるケースもあります。
高額な医療費への備えに!おすすめの保険はこちら
アイペット損害保険株式会社では犬・猫のためのペット保険として手術と入院にプラスして通院までカバーする「うちの子」という保険プランがあります。通院は1日から補償され、50~70%のプランから選択が可能です。一方、「うちの子ライト」は手術と手術を伴う入院だけに補償を絞ったプランで保険料が「犬で月々980円~」「猫だと780円~」というリーズナブルな金額です。アイペット損害保険株式会社のペット保険には、多頭割引や無事故継続割引、優待などのメリットがあります。アクサダイレクト生命でも身近な通院治療はもちろん高額医療にも対応し、70%まで保険でカバーしてもらえるプランと50%のプランを選べるプランが選択可能です。アクサダイレクトの保険では、ペット健康相談サービスが無料で受けられるほか、ペット保険賠償責任危険補償を特約でつけることもできます。万一、ペットがほかの人に噛みついたり、物を壊してしまったりした場合に備えることが可能です。アニコム損害保険株式会社にも、手術と入院に的を絞って70%まで補償される「ぷち70%プラン」があります。ほかにも通院まで広くカバーしてくれる支払い割合70%の「ふぁみりぃ70%プラン」と支払い割合50%の「ふぁみりぃ50%プラン」も選択可能です。アニコム損害保険株式会社のプランでは、どうぶつ健康保険証が発行され、提携施設で提示すると優待や特典が受けられます。