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年老いたペットの面倒を見てくれる「ペットホーム」とは
2018年10月13日
高齢者の飼い主が長期入院するなど、やむを得ない事情で大切なペットを飼えなくなったりすることがあります。残されたペットは飼い主と一緒に過ごした期間が長期になればなるほど高齢化していることが少なくありません。途中で飼うことができなくなった飼い主は、どうすればよいか大いに悩むことになります。でもご安心ください。大切なペットの犬や猫を生涯預かってくれる施設があるのです。検討してみてはいかがでしょうか。
ペットホームってなに?
さまざまな事情から飼うことができなくなった高齢の犬や猫は、新しい飼い主を探すことが困難な状況にあります。しかし、飼い主の高齢化に伴ってこうしたケースが増加していることから、人と同じように、ペットの老人ホームの役割を果たす施設のニーズが高まっています。このような施設を「ペットホーム」といいます。高齢の犬や猫は日常的に薬が必要な場合があるでしょう。また、運動能力の衰えから、運動の内容が限られてしまうこともあります。食事にも注意しなければならないなど、飼い主の負担がますます増えてきます。高齢な飼い主にとって、一時的、または生涯にわたって愛犬や愛猫を安心して預けることができ、世話をしてもらえる場所がペットホームなのです。
ペットホームで提供されるサービスとは
ペットホームでは、愛犬や愛猫はどのように過ごすのでしょうか。施設によって異なりますが、全頭屋内飼育、個室が完備されているペットホームもあります。一時的にペットホームに預ける場合は、送迎サービスを利用すると良いでしょう。生涯にわたって預ける場合には、いつでも飼い主と面会が可能なように配慮してもらえます。食事についても、食べることが難しいペットには、常駐スタッフが介助してくれます。散歩は1日数回、それぞれのペットの体調や状態にあわせて散歩をしてくれるサービスが含まれます。ドッグランや共有スペースで日中自由に過ごすことができますが、常駐スタッフがしっかり見守ります。介護が必要な犬や猫は介護室で生活し、1日数回マッサージが施されます。寝たきりになっても安心して生活することができるでしょう。
参考相場はどれくらいか
ペットホームは、運営に関わるスタッフや獣医のサポートなしでは成り立ちません。医療費や薬代、介護費用が発生しますし、施設の使用料や食費などが常に必要になります。参考相場はどれくらいなのでしょうか。生涯にわたり預ける場合は、契約時に入居金を一括支払うことになります。小型犬で約32万、中型犬で約52万円、猫は26万円ほどです。1年更新で生涯預けるプランでは、小型犬で年間約65万円、中型犬で約104万円、猫は約52万円とみておくとよいでしょう。短期的な預かりを希望するときには、1カ月単位のプランがありますし、1泊からの料金も設定されています。状況に応じて、預ける期間を自由に選ぶことができます。
老犬ケア、https://www.rouken-care.jp/facility/hm0012/price/(引用日:2017.7.24)