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猫の血統書はどう見る?見方のポイント

猫を家族の一員として迎え入れたときに、ペットショップなどから血統書を渡されることがあります。しかし、血統書を見慣れていない人も少なくないのではないでしょうか。血統書とはどのようなもので、どう見て内容を知ればよいのか、見方についてのポイントを説明します。

血統書は猫にとっての戸籍謄本

血統書は、その猫がどのブリーダーの元で生まれ、どのような血筋を持っているかなどが記載されている戸籍謄本のようなものです。猫の種類や家系図が書かれているので、純血種であることや、不正な交配がなされていないかといった猫の健康に関わることなども読み取ることができます。例えば、スコティッシュフォールドは折れた耳が特徴的な人気のある種類ですが、この特徴は突然変異によって生まれたものです。そのため、折れ耳のスコティッシュフォールド同士を交配させると折れ耳の子が生まれますが、遺伝性の病気になりやすくもなります。ですから、折れ耳の猫に掛け合わせる猫は、必ず立ち耳でなければいけないことになっています。スコティッシュフォールド同士の交配を禁止している国もあります。血統書を見れば、猫の血筋を曾祖父母の代ぐらいまでさかのぼって知ることができます。そのため、交配に制限のある種類の掛け合わせの状況や、近親交配などがあってもわかることになります。血統書は、悪質なブリーダーによって不幸な猫が生まれるのを防いでもいるのです。

血統書の中身は?書かれている用語を解説

血統書を発行している団体(キャットクラブ)はひとつではありません。しかし、記載されている内容の基本的な部分は同じなので、それを知れば見方がわかります。まず書かれているのは、登録番号と、キャッテリー(猫舎)ネームというブリーダーの商号と猫の名前、その種類(ブリード)と性別、生年月日やブリーダー名などです。登録番号は、血統書を発行したキャットクラブに登録されている猫の番号です。複数のキャットクラブから血統書が発行されていれば、この部分は団体ごとに違うことになります。猫の名前はキャッテリーネームが苗字、固有名が名前にあたり、それを見れば猫の出生場所がわかります。血統書には、種類の他にも毛や目の色といった猫の個別の特徴も記されています。ブリーダーは、猫の母親の所有者で繁殖者です。これらの情報の後には、猫の持つ家系図が記載されます。ここにも猫の両親や祖父母などの名前や種類、毛や目の特徴が書かれ、キャットショーで入賞していればそのタイトルも記されています。

どこが発行した血統書かチェックしよう

血統書を発行しているキャットクラブは数多くありますが、対外的に認められているクオリティーにはばらつきがあります。血統書が世界中で通用する権威のあるキャットクラブは、アメリカのCFAとTICAです。この2つのクラブは大規模なキャットショーも開催していて、2団体のどちらかの血統書を持っていなければ出場できる枠が制限されます。日本でも、この2つの傘下のキャットクラブが血統書を発行しています。しかし、血統書はそのような大きな団体でなければ作成できないという決まりはなく、作ろうと思えば個人でも作れます。ですから、血統書をもらっただけで安心するのではなく、その内容の信頼の裏付けとなる発行元のチェックも大切なのです。猫の戸籍謄本である血統書が必要なときには、信頼性の高いキャットクラブから発行してもらい、要点を押さえて中身を確かめるようにしましょう。

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