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猫への飲み物は水以外に何がいいの?

人が飲み物を飲んでいるときに猫が寄って来て、コップの中を興味深げにのぞき込むことがあります。しかし、猫に水以外のものを飲ませるときは注意が必要です。ここでは、猫が水以外に飲めるものや、猫に飲み物を与えるときの注意点などについて説明します。

猫に水以外で与えていい飲み物って?

猫の好きな飲み物といえばミルクを連想する人もいるでしょう。猫は基本的に水しか必要としませんが、ミルクは例外的に猫が好んで飲むものとして定着しています。しかし、どの猫にもいくらでもあげて良いというものではありません。人間もそうですが、猫は赤ちゃんのころはお乳を飲むため、ミルクに含まれる乳糖を分解する酵素を体内で作りだしています。この酵素は成長するにつれて減っていき、成猫になるとミルクを飲んだらお腹がごろごろする猫も出てきます。そのため、猫にミルクを与えるときは、最初は少量にしてお腹の調子を経過観察しましょう。また、ミルクは栄養豊富ですがカロリーも多いため、あげ過ぎると肥満の原因になることがあります。あくまで嗜好品として、ほどほどの量にしておくことが大切です。

これは要注意!猫に与えない方がいい飲み物

飼い主が飲み物を飲んでいるとき、猫にも少しだけ分けたくなることがあるかもしれません。しかし、猫の体は人間のようにさまざまな成分を消化できる作りになっていないので、水以外の飲み物は与えない方が無難です。例えば、お茶やコーヒーに含まれるカフェインは猫に中毒症状を起こさせます。猫は体重が軽いため、人間にとっては少量のカフェインでも重体になることがあるのです。また、せめて体に良い水を与えようとしてミネラルウォーターを用意したくなることもあるでしょう。これも、含まれる成分によってはやめた方が良いのです。硬度が高いミネラルウォーターには、マグネシウムやカルシウムが多く含まれています。このような成分は、猫に尿路結石を引き起こしやすくさせるからです。

飲み物の温度や量にも気をつけよう!

猫には、人間から見れば物足りなさそうに感じられても、水道水や軟水のミネラルウォーターだけを与えるようにしましょう。ミルクは飲み物というよりも、おやつとして与えた方が無難です。また、水の温度や量にも気を配りましょう。軟水のミネラルウォーターを冷蔵庫から出してすぐに飲ませると、猫がお腹をこわしてしまいます。室温に近い温度が猫の体のためには良いでしょう。猫はもともとあまり水を飲まない生き物ですが、度が過ぎれば尿が濃くなって膀胱炎を起こすことがあります。水入れの減り方に注意して、汚れていたらすぐに新鮮な水に入れ替え、気持ちよく十分に飲めるようにしてあげましょう。
猫が飲める飲み物の種類は少なく、飲めないものの方が多いことを覚えておきましょう。その代わり、水入れの置かれている場所や水の温度、容器にこだわりのある猫もいます。いろいろな飲み物を飲ませようとするのではなく、快適に水を飲める環境にしてあげる方が猫の健康のためにも良いといえます。

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