猫の飼いはじめに注意したいこと3つ
2016年05月15日
ペットの中でも特に人気が高まっているのが猫。その癒しの仕草や表情を見ているとすぐにでも家に迎え入れたくなるものです。しかし、猫を飼い始めるにあたって いくつか注意しておきたい点があります。その注意点を3つにまとめました。
☆まずは家の環境に慣れてもらう。
猫はもともと警戒心の強い動物ですから、自分の知らない場所に行くことを強いストレスに感じます。そのストレスを軽減させるためには、まず飼いはじめる家の環境に慣れさせることが第一です。猫は知らない場所に行くとその場所を隅々まで観察し、どういったところなのかが解るまで落ち着きません。そのため飼い始めてしばらくは家の中を縦横無尽にうろつくこともあるでしょう。そうした時は、思う存分探索させてあげましょう。猫に入られては困る所や、物がたくさん置いてある所に猫が行ってしまう可能性もありますから、入られては困るところなどには注意し、また床に置いてあるものは大きなものも小さなものも片づけてしまいましょう。
また、猫は好奇心旺盛ですから何か動くものや興味を引かれるものがあったら急にはしゃいで走り回ることもあります。こうしたときに危険にならないように、猫が動き回れるスペースを確保することも大切です。
☆食生活には十分注意する。
猫は食べ物の好き嫌いが非常にはっきりしている動物でもあります。その為に飼い始めのときに適当なキャットフードを買って与えてみても気に入らなければ見向きもしません。今まで食べていたキャットフードを同時に買い求めてくる事が大事です。「猫まんま」という言葉があるように、人間の食事を混ぜて与えるというイメージも持たれますが、基本的には人間の食事は与えないように注意するべきです。人間の食事に入っている栄養素が猫には害となったり、また消化しきれなかったりすることもあります。
☆かかりつけ医を決めて置く。
もし万が一猫が病気になってしまった時に近くにある動物病院の場所がわからないといったことになったら大変です。探している間に怪我や病状が悪化するようなことも起こるかも知れません。その為に猫を飼い始めたら最寄りの動物病院の場所をチェックしどの道を通れば最短でたどり着けるかなどをリサーチしておくことをお勧めします。又、お買い求めのペットショップからの紹介の獣医師等の所在も確認して置くと良いでしょう。
猫は生後2ヵ月以降から予防接種を受ける事が出来ます。飼い始めの第一歩としてその動物病院にお世話になって置けば、それ以降万が一のことがあっても安心です。また、子猫の場合は免疫力が弱くデリケートですから、予防接種は受けておくに越したことはないでしょう。
因みに、1回の予防接種にかかる料金は、ワクチンにもよりますが概ね5000円から8000円前後位が相場です。