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猫などのペットを飼っている人であれば誰でも猫の気持ちが知りたいと思うものでしょう。実は、しぐさをよく観察することで飼い猫の気持ちをある程度察することは可能です。猫は、どんな気持ちの時にどんなしぐさをするのかについてご紹介します。

☆ポジティブな気持ちの時のしぐさ

まず、猫がポジティブな気持ちになった時のしぐさを知っておきましょう。相手に対して親愛の情を抱いている時は、しっぽを立ててすり寄ってくるしぐさをします。子猫が甘える時などもこのしぐさになるようです。また、鼻を近づけてくるしぐさは、相手に対して敵対心をもっていないことの証といわれています。にこにこしながら挨拶をしている状況だと理解するとよいでしょう。
また、仰向けになって手招きするしぐさをする時は、楽しくて「遊ぼうよ」という気持ちになっています。さらに、体を触ってあげている時にのどをごろごろ鳴らすのは気持ちよくてご機嫌になっている証拠だと言われています。

☆ネガティブな気持ちの時のしぐさ

では、猫がネガティブな気持ちになった時にはどんなしぐさを見せるのでしょう？飼い主が本や新聞を読んでいる時に、その上に乗っかってくるなどのしぐさをしてくる場合は、「無視しないで」という気持ちを表していると言われています。また、絶えず足元にまとわりついたり、ドアの向こうで鳴いたりするのも同じような意味合いがあるようです。すぐにかまってあげるかどうかは別として、そんな気持ちだということは理解しておきましょう。
また、叱った時などにみせる目線をそらせるしぐさは、しゅんとして「ごめんなさい」という気持ちになっているようです。さらにその後、毛繕いをするしぐさを見せる時は、波だった自分の気持ちを落ち着かせようとしている表れです。さらに、毛を逆立てて歯を見せている時は本気で怒っています。

☆猫の気持ちを知って、楽しい毎日を

しぐさから猫の気持ちがわかるようになると、毎日の猫との生活はさらに楽しくなるはずです。今まで知らなかった猫の気持ちがわかることによって、さまざまな新たな発見があるでしょう。その発見があるだけでも新鮮に生活できるのではないでしょうか。
また、猫の気持ちがわかると、その気持ちに寄り添ってあげることができるようになり、コミュニケーションがとれるようになる可能性もあります。コミュニケーションが上手くできるようになれば、猫と過ごす時間はより楽しいものになっていくはずです。まずは、猫がしぐさで表す気持ちのサインを見逃さないようにするところからトライすることをおすすめします。