うちの子は一人でも大丈夫?ペットホテルに猫を預ける際の注意点
2017年03月18日
どうしても用事があって、その日中に帰ってくることができないという場合に便利なのが、ペットホテルです。しかし、ペットホテルを一度も使ったことがないという方は、ペットホテルがどのようなところなのかあまり良く知らないでしょう。今回は、そんなペットホテルに猫を預ける際の注意点をご紹介します。
☆ホテルでの生活は猫にとって不安がいっぱい!
ホテルで生活する事になった猫ですが、猫にとってペットホテル自体がいつもと違う環境になりますので、不安になり大きなストレスを抱えてしまいます。ペットホテルにいる間は、多くの時間をケージの中で生活するため、運動できないストレスと不安が合い重なって、大きなダメージになりかねません。そして、下痢になってしまったり、体調を崩してしまったりします。特に、飼い主になついている猫は、分離不安から心が不安定になり、目に見える傷をつけてしまったり、心の病気を抱えてしまったりします。このように、猫にとってホテルで生活することは、大きなストレスを抱えかねないことなのです。
☆猫自身の匂いがついたものを持っていこう
どうしてもホテルに預けなければならないという場合は、猫自身の匂いがついたタオルケットやおもちゃを持って行くとよいでしょう。人間同様に、慣れ親しんだものがあると心の不安が和らいで、ストレス軽減効果があるとされています。また、ご飯もいつも食べているものを一緒に預けておくと良いです。いつもと違うご飯がストレスになり、食べない猫もいるためです。ご飯を食べなければ、それだけで体調を崩してしまいかねませんので、いつも食べているご飯を一緒にあずけておくと良いでしょう。
☆預ける先の環境を見て選んで!
猫の性格にもよりますが、預ける先の環境を見て選ぶとよいでしょう。預けたいなと思っているペットホテルがあれば、まずは1泊2日でお試し預けをして、もし問題がないようであればそのまま預けられますし、問題があるようであればそのペットホテルはNGということになります。おすすめは、動物病院が併設されているペットホテルか、病院が近くにあるペットホテルです。万が一、怪我や病気をしてしまっても、直ぐに病院に診てもらえるような所にしておくと安心するのではないでしょうか。このように、猫は環境の変化に弱い生き物です。やむを得ない状況でペットホテルに預ける場合でも、いつも使っているおもちゃやタオルケット、いつも食べているご飯を一緒に預けておき、ストレスを少しでも軽くしてあげるようにしましょう。