初めて犬を飼う時に覚えておきたいポイント!
2018年04月14日
犬を飼いたいけれど、分からないことがいろいろあって飼うのを迷っているという人もいるのではないでしょうか。ここでは、犬を飼うのにかかる費用や必要な医療、災害時に備えておくべきことなどについて紹介していきます。
犬を飼うのにいくらくらいかかるもの?
犬を飼うと決めたなら、ケージや寝床、フード皿など犬が生活するうえで必要となるグッズを揃えることから始めましょう。ケージや首輪など1つだけ用意すれば良いものもあれば、フード類やペットシーツなど定期的に購入しなければならないものもあります。
同じアイテムでも、メーカーやデザインによってその金額は変わってきます。ケージは小型犬用のシンプルなデザインのものなら、1万円以下で手にいれることもできます。大型犬用のものを探している場合やデザインにもこだわりたい場合は、2〜5万円ほど必要なケースもあるでしょう。
フード皿やペットシーツなど、ケージ以外のグッズもすべて合わせると、犬の飼い始めに必要な生活用品にかかる費用は3〜5万円となります。費用は犬の種類や大きさによって変わってくるため、この金額はあくまで目安です。この他にも、畜犬登録費用や狂犬病予防接種、混合ワクチン接種などで2~3万円ほどかかります。
犬を飼うのに必要な医療について
犬を飼い始めると、毎年犬に医療を受けさせる必要も出てきます。狂犬病予防接種は、狂犬病予防法により毎年1回必ず受けなければならないことになっています。犬がかかりやすい病気に対する免疫力をつけるための混合ワクチン接種も、年に1回受け続けるのが一般的です。
その他には、フィラリアという細長い虫が犬の心臓に住み着くのを防ぐための、フィラリア予防薬を飲ませる必要があります。ノミやダニが犬の被毛につくのを防ぐための、ノミ・ダニ予防薬も定期的に投与する必要がでてくるでしょう。
そして、人間が健康診断を受けるのと同じように、犬にも毎年健康診断を受けさせてあげることが大切です。健康診断では便検査や血液検査の他に、エックス線検査や心電図検査を行う場合もあります。
災害時に備えておこう!
地震や台風などの災害が発生すれば、犬も被災動物となります。避難場所でのトラブルを避けるためにも、日頃から防災の備えをしておくことが大切だといえるでしょう。
災害が発生すれば、ある程度の期間たくさんの人と避難所で生活する可能性も出てきます。他の人に迷惑をかけないためにも、不必要に吠えないようにするなど最低限のしつけをしておくようにしましょう。
一緒に避難できるように、首輪やリードにつながれるのに慣れさせておくことも大切なポイントです。首輪に名札や鑑札、狂犬病予防注射済票などをつけておけば、万が一離れ離れになったとしても見つかる可能性が高くなります。災害時用のフードや飲み物、薬なども用意しておくと安心です。
初めて犬を飼う人は、かかる費用や必要な医療、災害時の備えなどを頭に入れたうえで、犬を迎えてあげるようにしましょう。