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犬との上手な遊び方を知って信頼関係を築こう!
2019年02月02日
犬を飼うにあたって、どうしつけたらいいかと悩む人は決して少なくありません。実は、賢い犬に育てるためには遊び方が重要なのです。上手に遊ぶことで、飼い主との信頼関係を築くこともでき、その結果としてきちんとしたしつけもできます。しつけを意識するより、正しい遊び方をマスターしましょう。
犬が賢くなる遊び方とは?
犬と遊ぶときは、問題行動に誘導しないような遊び方を意識することも重要です。例えば、犬と追いかけっこをするときは、必ず犬に追いかけさせるようにしてください。追いかけられて逃げるのが遊びだとインプットされると、いざという時に犬の動きを制限するのが難しくなってしまいます。犬は学習能力が高いので、根気よく教えるといろいろなことができるようになります。そのため、いつもの遊びの中に問題行動につながる要素がないか気を付けましょう。
また、身体を動かす遊びだけでなく、頭で考えたり、嗅覚を使うような遊びを取り入れたりすると、犬はどんどん賢くなります。フードやおやつを隠して探させる遊びは、犬も食べ物のにおいに真剣になってくれるのでおすすめです。部屋に隠したりペット専用の知育玩具を使ったり、ちょっとした工夫で犬に楽しんでもらいましょう。
犬種別の上手な遊び方
テリアやダックスフンドといった狩猟犬は、獲物を追い掛けたりすることが好きな犬種です。外でボール遊びをする際にも、丸いボールではなくイレギュラーな形のボールを選んでみましょう。不規則な動きで転がるボールは、犬の狩猟本能をしっかり刺激してくれます。
活発なポメラニアンは、好奇心が強く遊び好きなので時間がある時はたっぷり構ってあげましょう。じっとしていることはあまり好きではない犬種なので、場所を移動しながら遊んだり、犬だけで遊べる知育玩具を取り入れたり、遊び方にも工夫してみましょう。
トイプードルも活発で賢い犬なので、知育玩具や、ハードルやトンネルなどの障害物を取り入れたコースでの遊びが向いています。簡単な障害物なら室内でも用意できるので、運動不足気味だと思うような際は試してみてください。
柴犬や大型犬などの運動量が多い犬は、時にはドッグランで思いっきり好きなように走らせてあげると喜びます。
上手に遊ぶことで信頼されしつけもできる!
犬は基本的に集団で過ごしてきたため、本能的にリーダーを求めています。一緒に遊ぶ中で、きちんと誰がリーダーなのかを教えておく必要があります。一緒に遊ぶことと甘やかすことはイコールではありません。犬ときちんとした信頼関係を築くためには、毅然とした態度で、リーダーでいることが必要です。そのためには、遊ぶときも自分が主導でいるようにしてください。犬にせがまれたから遊ぶのではなく、飼い主から遊びに誘うようにします。遊びを終わらせるときも同じです。おすすめなのは「終わり」などと、遊びを終わらせる合図を決めておくことです。この合図があったら終わりだと犬が理解することで、遊びにもメリハリを付けることができます。同様に、犬のおもちゃも飼い主が管理して犬が勝手に遊べないようにしておきましょう。大切なのは、飼い主がリーダーだときちんと認識させることです。その上で、思いっきり遊んであげましょう。