犬は他のペットと一緒に飼っても平気?
2019年05月04日
動物好きなら、犬以外にもペットを飼いたいと考えるかもしれません。またはすでに何かペットを飼っているなら、犬との相性は気になるでしょう。ここでは、犬同士または犬と他の動物を一緒に飼うことについて解説します。
犬同士なら仲良くなりやすい?
犬同士で飼う人は多く、兄弟犬ではなくても仲良くできるケースはたくさんみられます。まれに相性の悪い犬がいるので、その場合はそれぞれの場所を上手に作ってあげることで解決できます。飼い始める前に、可能であれば会わせてみましょう。ベッドやトイレは共有せずに、できるだけ専用のものをひとつずつ用意してあげましょう。仲良しになれば一緒に寝ることもあります。しかし、その場合でも留守番のケージや普段使うベッドはそれぞれ用意してあげるのがポイントです。慣れないうちは思わぬケンカもあるので、留守番をさせるときは空間を分けてください。時間が経ってくると、少しずつ家族という認識ができてきます。お散歩や留守番も一緒にできるようになります。
猫と犬はお互いに無関心!?
猫と犬にも相性があります。どちらかというと猫はドライで無関心な場合が多いかもしれません。しかし、中には犬にちょっかいを出して良い遊び相手にしてしまう猫もいます。犬の方が猫に合わせるということが多く、次第に仲良くなっていきます。犬も猫も赤ちゃんをかわいがる習性がみられるので、どちらかが大人になっている場合、2頭目は赤ちゃんを迎えるのがおすすめです。面倒を見ながらかわいがってくれます。また、同時に迎えるならどちらも赤ちゃんの方が自然に馴染んで一緒に違和感なく成長します。1頭目が大人なのに2頭目も大人を迎える場合は、馴染ませるのは難しいでしょう。先に飼っているのがメスであれば、2頭目が赤ちゃんだと母性本能が出て母親のように世話をしてくれることも少なくありません。
犬はどんなペットでも一緒に飼いやすい!
他の動物との相性は犬種にもよります。しかし、家庭犬として飼育されている犬であれば、問題は少ない傾向がみられます。もちろん、注意したい点はあります。狩猟犬として飼われていた歴史を持つ犬種の中には、小さな生き物を見ると本能的に追いかけてしまう犬もいます。間違えてケガをさせないように飼い主が注意してあげてください。小さなペットはできるだけ同じ空間を避け、少しずつ慣らすか様子を見ましょう。犬が興奮する様子がなければ大丈夫でしょう。小型犬なら、小さな生き物でも獲物として見ることは少ないのであまり心配は要りません。犬は基本的に家族を大切にする習性があります。犬同士でも猫でも、さまざまなペットと同居しやすいといえるでしょう。