犬が餌を食べない!考えられる原因は?
2019年09月07日
飼っている犬が餌を食べなくなるのは飼い主にとってとても心配です。しかし、餌を食べないだけでは重病だと決めつけられないので冷静に様子を見ましょう。この記事では、犬が餌を食べなくなる原因や対策についてまとめていきます。
餌が合ってない!?餌選びのポイント
犬が餌を食べなくなるとき、これまで与えていた餌なのか新しく買ってきた種類なのかで原因は異なります。ずっと食べてきた餌を口にしなくなったなら体調不良の可能性がありますが、新しい餌を受けつけないのであれば餌に問題がある可能性を疑いましょう。なぜなら、餌に犬が嫌う成分や材料が含まれているから食べたくないのだと考えられるからです。あるいは、犬が年齢を重ねるにつれ、固い餌を噛むのが面倒になってきた場合もあります。犬に合った餌の選び方としては、成分表に注意するのが肝心です。穀物中心の餌はアレルギーを起こすリスクがあるので避けましょう。そして、なるべく添加物を使っておらず、人工的に味が調整されていないドッグフードの方が健康的です。
餌をあげるタイミングも重要
犬は人間以上に体内時計がしっかりしている生き物です。つまり、自分で決めた食事の時間を左右されることを好みません。特に、成長した犬は必要なカロリーを1日2回ほどの食事でまかなっていく傾向があります。犬が餌を食べないときは単にお腹がすいていないか、食事の時間外に餌をとりたくないかのいずれかの可能性を考えましょう。また、犬の心理状態も食欲に影響します。犬はリラックスした状態で食事をとりたいと考えているので、興奮状態にあるときはいつもの餌にも手をつけません。犬が食事前に何をしていたかを思い出してみると、食欲不振の原因が分かることもあります。もしも飼い主と一緒に遊んでいたなど、興奮するような行動をとっていたら時間を置いてから餌を与えてみましょう。
体調不良かも… 下痢や嘔吐があれば要注意
飼い主が特に注意したいのには、「いつもたくさん食べている餌を犬が食べなくなった」ケースです。このときは体調不良を起こしている可能性があります。少し様子をうかがって、必要があれば動物病院に連れて行くのが賢明でしょう。食欲不振と同時に下痢や嘔吐などの症状も現れていたら、内臓のトラブルに見舞われている可能性があります。病院では詳しい情報があると診断がスムーズなので、飼い主はパニックにならずに犬の症状を観察しましょう。あるいは、今まで食べていた餌が年齢に合わなくなったときも犬は不調をきたします。固形物の餌は水でふやけさせてみたり、犬の年齢で推奨されているドッグフードに切り替えてみたりして経過をうかがいましょう。犬が餌を食べてくれないときは落ち着いて対処し、さまざまな原因を探っていくのが肝心です。