犬がくしゃみをする理由は?対処法も知っておこう
2019年11月02日
人は風邪をひいたり、アレルギーもちだったりするとくしゃみをします。犬もくしゃみをすることがありますが、その理由についてよくわからないことも多いでしょう。病気なのか、それとも他に理由があるのでしょうか。さらに、気になるくしゃみをしたときの対処法についてもみていきましょう。
犬はうれしいとくしゃみをするって本当?
くしゃみ、と聞くと犬が風邪をひいてしまったのかも、と心配になるものです。しかし、意外に感じるかもしれませんが、犬の習性としてうれしい気持ちを表現するときにくしゃみをすることがあります。飼い主と一緒に遊んでいて楽しいときに、ふと、くしゃみが出ることがあるのです。さらに、うれしくて、かなり興奮して落ち着かないときにもくしゃみをすることがあります。たとえば、大好きな飼い主がしばらく家を空けていて、久しぶりに帰ってきたときは興奮した気持ちをおさえるためにくしゃみをします。また、エサや好きなおやつが目の前にあると、興奮してくしゃみをすることもあるのです。うれしくて興奮した気持ちを落ちつかせるためにくしゃみをする、ということを覚えておくとよいでしょう。
犬がくしゃみを連発!病気の可能性は?
さっきまで静かにしていたはずなのに、犬が突然くしゃみを連発して、なかなか止まらないことがあります。くしゃみが継続しているときには、なにか理由があるのでしょうか。症状が長引いているようであれば、病気かどうか気になる人も多いでしょう。くしゃみを連発するときは、アレルギーや細菌などが理由で発症する鼻炎であることが考えられます。もし、鼻水が固まっているようにみえたり、犬が鼻をしきりに気にしているようにみえたりするようなら、鼻になんらかの問題がある可能性が高いでしょう。鼻炎かどうか正確な判断を仰ぐには、まず病院で診察をしてもらうことがおすすめの対処法です。鼻炎の原因になる菌やウイルスを鎮めるために薬の投与や治療が必要になります。
犬の逆くしゃみ!理由と対策は?
犬は逆くしゃみをすることがあります。初めて逆くしゃみを聞いたとき、その音に驚いてしまい、なにか重大な病気ではないのかと不安になることもあるかもしれません。くしゃみは異物や冷たい空気などに反応して、鼻から余分なものを出します。一方、逆くしゃみをする理由としては、鼻から連続して空気を吸い込んでしまうことで起こります。逆くしゃみは発作性呼吸ともよばれることがあります。簡単な対処法としては、飼い主が軽く犬の鼻をふさいで、余分な空気をこれ以上吸い込まないようにしてあげて、落ち着かせることです。また、犬が好きな食べ物を目の前にもっていくと、犬はその匂いをかぐことに集中します。逆くしゃみを止める対処法として効果があるといわれています。