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犬が餌を隠すのはなぜ?叱ってもいいの?

犬に餌をあげると、すぐに食べずに隠すことがあります。衛生面などに問題があるので、隠さないようにしつけをしたいと思うのではないでしょうか。しかし、やみくもに叱るのは良くありません。そこで今回は犬が餌を隠す理由を説明し、おすすめの対処法も紹介します。

隠すのは習性の名残り

犬が餌を隠すのは、野生の祖先が持っていた習性の名残りです。野生の犬は空腹になったからといって、いつでも餌を食べられる保証はありません。そのため、狩りをして多くの餌を得たときは、鳥をはじめとした他の動物に奪われないように隠しておく習性がありました。自分の群れのリーダーに取られるのは仕方がありませんが、それ以外の仲間に横取りされることを防ぐのも隠す理由の1つです。つまり、野生の犬が生き残るために、日常的に行う必要がある行為だったのです。飼い主から与えられる餌は奪われる心配はありません。だからといって、警戒心が働かないわけではなく、野生の習性が色濃く残っている犬の場合は当たり前のように隠してしまいます。

餌を隠した時に叱られるとストレスに!

犬のしつけでは叱ることが有効なケースもありますが、餌を隠したときに叱るのは適切ではありません。叱られる理由が犬には分からないからです。餌を隠されると部屋が汚れたり、掃除のときに出てきて驚いたりするケースがあります。腐って悪臭を放つことや虫が湧くこともあるなど、飼い主にとっては非常に困った行動といえるでしょう。しかし、犬にとっては悪意のない本能的な行動にすぎません。隠そうとするのを邪魔されると、餌を確保できないことに不安を感じる場合があります。そのため、強く叱ってやめさせることは、大きなストレスにつながりかねないです。ストレスによって新たな問題行動が引き起こされるケースもあるので気を付けましょう。

餌を隠さないために飼主ができること

隠すのをやめさせるのではなく、隠せないようにすることがポイントです。一度に与える餌の量が多すぎないかチェックしましょう。基本的には空腹のまま隠すことはないので、隠した場合は食べきれいほど多かったと考えられます。餌を食べている様子を観察して、一度に食べられる量を見極めることが大事です。また、餌を出しっぱなしにしないように注意しなければなりません。犬の食べるペースが落ちてきて、満腹になったように見えたら餌を片付けましょう。そのようにメリハリを付けると、餌を与えられたら隠さずに必要な分を食べるだけという習慣が付きやすくなります。すぐには改善されないかもしれませんが、犬の習性を考慮してストレスを与えないように根気よく取り組んでみてください。

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