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用語集
屈曲尾
屈曲尾とは短く下向きであり、先端が上向きに曲がりくねった物をいい、クランクテールとも呼ばれます。犬ではブルドックに多く見られます。一方、猫では日本や中国などアジアに多く見られるようです。理由としては猫の場合、遺伝子の変化によって生み出されるものであり、犬のように種類によって決まるものではないからです。日本では特に九州の長崎に多く見られ、80%がこのしっぽの形をしているといわれています。江戸時代には長崎の出島でのみ貿易が許されており、オランダの東インド会社の支社がインドネシアにあったのですが、インドネシアの船には猫が乗せられていることが多く、その猫が長崎に住み着いたといわれています。このことにより元々インドネシアの猫が保有する遺伝子に屈曲尾を生みだすものが含まれていたという説があるそうです。コンテストでは屈曲尾は犬の場合、大きく減点されてしまうこともあるようですが、猫の場合には未だに基準が定められていないようです。